福島 佐賀 チェック ポイント 福井 ドリンク 島根 放射線" />
SSブログ

「廃炉」か「再稼働申請」その真意は?「廃炉=脱原発」ではない!? [ニュース]

関西電力は福井県の美浜原発1号機と2号機

日本原子力発電は福井県の敦賀原発1号機の廃炉を決定

中国電力は島根県の島根原発1号機

九州電力は佐賀県の玄海原発1号機をそれぞれ今日18日にも廃炉決定

これで計5機の原発が日本からなくなる事になります

SPONSOREDLINK


一見すると政府は脱原発をすすめているのか?と思いますが

決してそういう事ではなく原発は重要な電源(ベースロード電源)として

使いながら安全性に課題が出てきたらその都度廃炉にというのが今の考えみたいです


よって「廃炉」=「脱原発」と言う事ではない!という事です


原子力発電所のメリットを簡単に言いますと

 地球温暖化対策 二酸化炭素排出がない

 発電コストが安い

 電力の供給が安定してできる(原発に問題がでなければ)


逆にデメリットは皆さんも理解されてるように

 事故時のリスクが非常に高い

 放射線廃棄物処理の問題等色々あります


ここで今回の廃炉決定原発の簡単な説明をしますと

関西電力 美浜1号 運転から44年 出力34.0万KW
       美浜2号 運転から42年 出力50.0万KW
     
日本原電 敦賀1号 運転から45年 出力35.7万KW

中国電力 島根1号 運転から40年 出力46.0万KW

九州電力 玄海1号 運転から39年 出力55.9万KW


もともと原発の運転期間は法律で決まっていなかったが

福島の原発事故依頼、「運転期間は原則40年」と決めたものの

その後、「1回だけ最長20年延長」できるという決まりができました

結果、原発の最長運転期間は60年!

還暦をむかえるまで運転する原発が出てくる可能性があるという事です


ここからがポイントで!

再稼働するには

特別検査(原子炉建屋や配管を厳しくチェック)をしなければならないという事です!

この特別検査にかかる費用が

今回廃炉決定をした美浜を例にすると

再稼働する場合、美浜1号2号合わせて約1000億円かかる

一方廃炉にする場合、約670億円ですむと言うお金の問題です

今回廃炉決定した美浜の場合

1基あたりの出力が少ない(2基あわせても84万KW)

運転延長を目指している高浜1号と比べると儲けが少ない(採算ラインは1基約80万KWといわれています)

という事です


再稼働申請をして運転延長を目指す原発は

関西電力 美浜3号 運転から38年 出力82.6万KW
       高浜1号 運転から40年 出力82.6万KW
       高浜2号 運転から39年 出力82.6万KW


よって特別検査をして運転延長申請するよりも儲けの少ない原発は廃炉にし

採算がとれる原発は延長申請するいう電力会社の経営方針で今回廃炉決定になったと思われます


単純に「安全第一」というよりかは「採算が取れるかどうか」

で廃炉にするのかどうかを決めている感がしてなりません

SPONSOREDLINK

タグ:原発
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。